アメリカ式ウインドミルの投げ方(リリース)とフォームについて

高速縦回転の鋭いアメリカ式ウインドミル投法をマスターしよう!

今、日本では右足でしっかりとピッチャーズ・プレートを蹴って、飛び出る力(前方に出ていく力)を生かして、かかとから着地して、腕とボールを振りなさいと指導されます。

その投げ方は、いったん腕を縮めてから右腕は力を抜いて振り上げ、左腕のグローブをキャッチャーに向け突きだして、力を入れて振り下ろし腕の回転エネルギーを「先に回転させた腰」に接触させて放出させる投げ方です。腕の旋回における、前半部分ではなく後半の振りおろしに力点を置いた技術です。

これに対して、アメリカ式の指導は、腕旋回の前半も後半も大きく振ることに着目しました。アメリカ式ウィンドミルは、前に出る力だけじゃなくて、後ろ足と骨盤の「ひねり」を「大きく」使います。いわば、腰の運動が骨盤左側を軸として起きています。日本の指導では、左腰はやや開きぎみ(腰割れ)、右肩中心で、小さな円運動になりがちです。いわば、腕の振り下ろしの運動です。

伝統的スリング投法のリズムから、抜けでていない運動です。しっかりと前足で着地して、左に体重移動し乗せてからから、いわゆる「トップの位置」より振り下ろします。では、アメリカ式のリリース(右足後方=2塁ベース寄り=時計盤を一塁から見て、「5時の位置でのリリース」)を、どのようにマスターするか。

①高速・縦回転ボールを身に着けよう。

(アメリカ式の正しいリリースとは)

三本指(縫い目を C の 字 にして)で握り、投げてみる。人差し指と中指の間からボールがきちんと離れるかどうか。ボールが手から離れた後、指の向きはホーム・ベース方向に向いているかどうか。腕が右腰(骨盤右端)に当たって薬指が下を向き、ボールにかぶさるように、引っかかると回転は縦にならず「スライダーぽい変化球」になります。この手の甲が返って手の甲が上向き、そして指の向きが下、もしくは後ろを向いていないかでチェックする。すなわち、ボウリングで言うとストレート(フックをかけない)のようになっていればいいのです。

②ちなみに、腰に当てて手の甲を上にする日本式投法は、縦回転ですが、スライダーやシュートぎみに右上にあがるボールが多くなり、コントロールに乱れが生まれます。もっとも重要な縦回転の数が増えません。

③ですから日本では前に体重移動しなさい、時には「しっかり右でプレートを蹴ってジャンプしなさい」「肩はプレートに平行で、右肩は、前に出しなさい」と教えます。腰が回りきってから、リリースをする投げ方になります。(リリースはホームプレート寄り)しかもリリースで力を入れるのですからコントロールが不安定です。安定させるためにリリースで力を抜き気味になります。ボールを二本指で握っていると、すっぽ抜ける確率が増します。特に、雨天ではかなり大変です。

投げ方とリリース

①まずセットを変えてみてください。胸にペタッと当てるように、セットをする

②ボールは、(決して、腕を伸ばしきって、後ろにテイクバックせず)グラブに入れたまま、前に落としてください。

③顔の前から円弧を描いてグローブとボールをヒザ方向に少し落とし、ブレーキをかけるように「キュッ」と止めて、次にボールとグラブを交差させ(ハートの型の上の部分のようにを描いて)腕をまわす。このときボールはグラブの下へグラブは大きく上へ。

④右足を突っ張り棒のように(ルーズに引っ張るように)して、左足は(決して深く曲げない)つま先着地で前に踏み出す。

⑤右腕を振り下ろして右足後ろでリリースする。同時にボールにスピンをかける。このとき右肘を曲げないこと。

⑥左足は、完全に伸ばさなくてもよい。『クイットひねり』『人』の字形になる。

⑧右ひざは斜め横向きながら、一瞬自由になり右方向に着地。

⑨その後、巻き上げるとライズ系、そのまま手首をひねると、カーブ・ドロップ系のボールとなる。わきの下に引くとPEELドロップとなる。

⑩グローブと腕の関係は、ハート型を描くようにまわす。

⑪ハートはみぎ45度まえで、描く。

⑫グローブは上向きで引きおろす。

⑬スナップは手首ではじいてから、ひじを曲げること

⑭横向いた身体の後方でリリース(ユニホームマークの部分に擦らす)

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